2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

6.『絶叫城殺人事件』有栖川有栖

巷で言うところの「火村」あるいは「作家アリス」シリーズの短編集。庵やら楼やら様々な建物にちなんだ殺人事件を、火村とアリスが解決する。 なかなか面白かった。有栖川さんは「Whodunit?」以外も書くのか。いや当たり前なんだが、何せ『双頭』しか読んで…

過去形少年

結論から言えば『地獄少女』はあまり面白くなかったのだが、一緒に借りた『絶対少年』がとても良かった。少年の夏休みと不思議な体験。夕陽に映える田園風景に哀愁漂う音楽(一部)。泣きそうになるからやめてほんと。それにしても少年少女とか青春とか夏休…

本日はDVDレンタル100円だったので、割と最近のアニメの初回をいくつか借りる。『地獄少女』なんか面白そうなのに何故関東では放映しないんだろう、と考えてすぐに自分みたいな輩を釣るための戦略だと悟る。別にいいよ。 その後電気屋に赴き、FFの予…

5.『犬はどこだ』米澤穂信

学生視点で綴る古典部や小市民とは少し気色が違ったが、これはこれで良かった。いや、正直前半は読み進めるのがだるかったのだが、物語が事件性を帯びてくるあたりから加速。ばら撒いておいた伏線を拾いつつ、じわじわと真相に迫っていく過程が楽しい。結末…

読書のすすめ

最近の読書速度低下は、主に授業中の睡眠にあると認識する。そうか、本が読みたければ授業中に読めば良いんだ。自明じゃないか。

今日は異様に暖かかったため、昼から丸半日寝てしまった。いや、寒くても寝るけど。 ここ数日、目覚まし時計のスヌーズとの闘争には連戦連勝である。単純機械の分際で我が眠りを妨げるとは笑止千万! 何度鳴ろうと止めてやるわふはははは! ちなみに戦利品は…

4. 高田崇史『試験に出るパズル―千葉千波の事件日記』

『QED』の高田崇史が書くパズルミステリ。最後の話を除いて、メインの事件とパズルが完全乖離しているため、実際は「パズルとミステリ」。パズルは面白かったが、小説としての部分はそれほどでも。高田とは波長が合わないらしい。 感想は以上。以下に述べ…

ミステリ既読調査2005なるものをやってみる。結果。 春期限定いちごタルト事件(米澤穂信) クドリャフカの順番(米澤穂信) ネコソギラジカル(上中)(西尾維新) θは遊んでくれたよ(森博嗣) τになるまで待って(森博嗣) ニンギョウがニンギョウ(西尾…

地震

今日4回目。最近多いな。