選択と順序

 周辺領域で続々とリストアップが行われているので、私もしてみることにしました。はさみうちの定理ver.2.01 〜今度はn-1次元だ!〜
 条件は今年(2005年11月〜)発売されたミステリ、あるいはそれに類するものの中から私が読んだものです。敬称略五十音順。

  1. 岡崎隼人『少女は踊る暗い腹の中踊る』
  2. 乙一『銃とチョコレート』
  3. 久住四季トリックスターズL』
  4. 久住四季トリックスターズD』
  5. 久住四季トリックスターズM』
  6. 西尾維新ネコソギラジカル(下)』
  7. 西尾維新DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』
  8. 森博嗣レタス・フライ
  9. 森博嗣εに誓って
  10. 森博嗣カクレカラクリ
  11. 米澤穂信夏期限定トロピカルパフェ事件
  12. 米澤穂信ボトルネック

 こんなものでしょうか。特定作家しか読まない性格が手に取るように分かります。
 この中から3冊を選ばないといけません。とりあえず1は面白くないので除外。6は冗談なので問題外。8はミステリ短編集じゃないので除外。10、12はミステリ以外の部分がメインなので除外。
 3〜5の中では、3がミステリもお話も面白かったんですが、あんまり知られてないしきっと誰も推さないので除外。勧めておくべきでした。
 2は乙一だしそれなりに面白いんですが、ミステリで推すにはちょっと……というわけで、今のところこんな感じです。

  1. 米澤穂信夏期限定トロピカルパフェ事件
  2. 西尾維新DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』
  3. 森博嗣εに誓って

次点:乙一『銃とチョコレート』
 このあと石持浅海『顔のない敵』を読むので、下の方が入れ替わると思います。上はたぶん変わりません。有栖川さんの『モロッコ水晶の謎』は昨年なんですね。せっかく読んだのに残念。今年はあんまり本格っぽいミステリが出てないんでしょうか。