1. はやみねかおる『そして五人がいなくなる』

 メフィストに収録されていた西尾維新まよいマイマイ」を除けば、今年最初の読了本。小学生向けのミステリとして、随分頑張っていた気がする。
 しかしとにかく文章が気になる気になる。あの一人称の語り口は僕の憤怒神経に直接作用するらしい。馴れ馴れしく話しかけるな同意を求めるな。低年齢層向けに書いているのは分かっているのだけど……ごめん、やっぱりはやみねは読めない。