その発想はあっても誰も使わなかった

  • β×Ψ=√ル ド ル フ
  • ∠=(x,y,z)デ カ ル ト
  • ∠=∞ウォリス

 受験生の頃、友人と「数学をRPGにすれば面白いんじゃないか」という話をしたことがあります。レベルアップするごとに定理や公式を覚えていって、それを使って敵(問題)を倒していくという。例えばある平面幾何の敵は倍角の公式と内接円の定理を同時詠唱すると大ダメージ、みたいな。
 さて、最初に挙げた式(?)は、今度箱○で発売する新テイルズのあるキャラの技名だそうです。すげえ! わけわかんね! 各式には一応関連するっぽい学者の名前がついているみたいです。私には式の意味がわかりません、というかおそらく何も意味していないんでしょう。デカルトデカルト座標っぽい?
 しかし重要なのは、その式に意味があることではなく、その字面がどれだけ格好いいか、ですね。昔は「エクスプロード!」と叫んだけで何だかよく分からんけど格好いい気がしたもので、「爆発とか、そのままやん」と突っ込み始めたらもう負けです。上の技に関して言えば、算数を習い始めたばかりの小さなお友達は式の意味なんて気にせず、純粋に字面の格好よさだけを享受できることでしょう。「やべーちょーかっけー!」って。それはそれはシアワセで、残酷なことですわ。プレイするのは大概大きなお友達だろうけどね!
 それにしても、いよいよ箱○が本気を出してきましたね。T@LESとか言ってる場合じゃなくなってきました。