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本日は変則的1・2限(9:40〜11:00)だった。午後から暇になることが大いに予想されたので中央南のナイスな本屋に行き、数冊の漫画と先日何処かに紛失した『τになるまで待って』を買う。まさか同じ小説を二度買う羽目になるとは。目の前が霞むよ父さん。
以下漫画の感想。面倒なので箇条書き。
・『少年探偵犬神ゲル2』ゴツボ☆マサル
「探偵」といってもミステリは無関係なハイテンション・ギャグ漫画。全編に惜しげもなく散りばめられたギャグと関西的なツッコミが好き。読んでいて楽しい。
・新装版『浪漫倶楽部』天野こずえ
今は某錬金術師一筋の月刊少年ガンガンだが、遥か昔、一度だけ買ったことがある。父親が「ボンボン」と間違えて買ってきたのだろう。そのガンガンに連載していたのがこの漫画。当時メインだった「グルグル」や「ハーメルン」よりも印象深かったのを覚えている。
内容は学校で起こる不思議現象を「浪漫倶楽部」の面々が解決していく、ファンタジーだろうか? 第5話「先生の古時計」が件のガンガンに載っていて、不覚にも涙した気がする。漫画にて涙するのは初めての経験だった。ちなみに2回目はワンピース23巻ラスト。涙腺弱いな。
そう言えばどうしてエニックスが出していないのか。気になる。
・新装版『AQUA』天野こずえ
何となく縁がありそうな作家だったのでもう一冊買ってみる。
地表の9割を水で覆われた火星「アクア」。水の都ネオ・ヴェネツィアで「水先案内人」になろうとする、ゴンドラ漕ぎ見習いの話。たぶん近未来SF。
水のようにゆったり流れる物語。水を打つ音が聞こえてきそうな描写。そして何より、広大で奥行きのある風景が素敵。視覚野に直接訴えるこの魅力は漫画にしか出せないものだろう。明日続きを買いに行こうと思う。
ちなみにアニメ化するらしい。見るよきっと。