まとめ

 年の瀬も押し詰まった今日この頃。大きなお友達の皆さまにおかれましては、朝からラジオの前に正座なされていることと存じます。山間に立つ私の実家においても、N局だけは何故かクリアに入ります。協会は年末もひきこもり増産に勤しんでおられるようです。
 今年は最初から最後まで「忙しい、忙しい」と口にしていた気がします。「充実していた」と言えば聞こえはいいものの、実際は読書や創作など趣味に割く時間が大幅に削られてしまい、今ここに「忙しかった」という空虚な感想しか記せない有様です。今後は有能な先輩方を見倣い、効率よく時間を使えるようにしたい所存です。
 あと、旅はいいものだと改めて思いました。ひとりでも、みんなでも。今後も青春18きっぷを片手に、ぶらぶらと放浪したいです。
 
 ところで、毎年この時期この時間になると、いったい如何様に年を越そうかと考え始めるわけです。表向き「年越し? そう、関係ないね」と無関心を装いつつも、何だかんだで気にするのが“ひとのさが”というやつです。ソース私。それにけじめとか区切りとか意外と大切だと思うのです。クリア後の隠しダンジョンや2周目からが本番な昨今のRPGでも、一応お飾りのラスボスを倒して退屈なスタッフロールを見ておくのが礼儀じゃないですか。うん、今いいこと言った。
 というわけで私は「このマンガが(私の中で)すごい!」にて3年連続不動の1位に君臨している通称『それ町』の最新刊を再読しながら年を越えるつもりです。もちろん、ラジオの前で。