修羅場を見極める程度の能力

 というわけで、卒業研究のための実験をせっせと組んでいる最中です。ここ一週間ほど研究室にいる時間>自宅にいる時間の生活をしています。ここ数年で一番忙しい気がします。どうやらここが勝負の分かれ目みたいです。きっちり。
 今までも期末試験やら入試やら何やらで絶望的に忙しい時期はありました。しかしそんな一人修羅場も何度も何度も切り抜けていれば慣れるもので、最近はその修羅場の忙しさ、および切り抜けるために必要な労力がどれくらいなのかを自然と概算するようになりました。気持ち少なめに。
 それだけなら何ら問題ありませんし、むしろ人間として必要なスキルです。問題なのは概算した結果を最終死線から差し引き「どうにかなるじゃん」と楽観視、限界までだらだらしてしまうことです。そのせいで毎回毎回死線直前には死亡フラグが立ったりするのですが、それでも毎回毎回どうにかなっちゃってるので、やっぱり毎回毎回限界までだらだらしてしまいます。さらに悪いことには、回を増すごとに忙しさを少なく見積もるため、反比例して死線直前の忙殺は鰻登りするわけです。なんという駄目スキル。
 そう考えると、自然と研究室に出向いているこの状況は、実は考えている以上にまずい状況なのかと疑うわけです。まあ実際はヒャッコ読んでげらげらしたりしかる戦のためにせっせと小銭を集めたり、結構だらだらしているわけですが。