人間がお好きですか?

 今学期はセミナー形式で色々と語り合う授業が一番面白いです。今は人工知能について話しています。人工知能は面白いです。人工知能の技術そのものではなく、それを通じて人間を解析しようとするあたりがとても面白いです。
 私個人としては、人間の脳は先天的な本能と現在までの経験と少々のファジィを元にした多重if文で構成されていて、感情や思考はそのif文に入力を与えた結果でしかないと考えています。よって人工知能が人間の脳を代替することは可能ですし、そうなったときに脳との差違は物質的なものでしかありません。もっとも、技術的物質的な面から考えると、そんな人工知能が完成されるのは遠い未来でしょうけど。
 なんだかSFなお話ですね。それとも某女史みたいなお話でしょうか。もちろんこれは単なる空論でしかなく、もしかすると人間には本当に心や感性なんて未知なるものが存在するのかもしれません。それを証明するために、あるいは否定するために、もう少し勉強したいと思います。